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【ネタバレ】「クリード 炎の宿敵」レビュー〜臨場感あふれるシーンは必見〜

「クリード 炎の宿敵」は、アーノルドシュワルツェネッガーが主演を務めたボクシング映画の名作「ロッキー」のその後の続編です。
2015年に公開された「クリード チャンプを継ぐ男」の二作目となっています。

「クリード 炎の宿敵」をレビューしていきますね!

ネタバレありなのでご注意して下さい!

概要〜試合前

前作の「クリード チャンプを継ぐ男」は、「ロッキー4/炎の友情」で行われた試合で帰らぬ人となったアポロ・クリードの息子アドニス・クリードの物語で、ロッキーとの出会いをきっかけにボクシングを通して成長する姿を描いた物語でした。

そして今回公開された「クリード 炎の宿敵」は、なんとアドニスの父であるアポロをリング上で亡くならせてしまったイワン・ドラゴが登場します。
チャンピオンまでのし上がったアドニスに、挑戦者としてドラゴの息子ヴィクターが名乗りを上げたのです。

ただこの試合、ロッキーはとても否定的でした。
なぜかというとアポロが亡くなった試合、アポロの気迫に押されタオルを投げることを躊躇ったことから、「アポロを亡くならせてしまったのは自分のせいだ」と責めていたのです。

同じ過ちを犯したくない、その気持ちが故に挑戦を受けることはないと主張します。
それでもアドニスは、クリード血族として挑戦を受けると決意を固めました。
ここで意見が食い違った二人は、コンビを解散してしまいます。

そこで挑戦を受けるためにアドニスが協力を求めたのが、アポロのセコンドを務めていたデュークです。
ここからデュークとのトレーニングが始まります。
もちろんトレーニングに励む姿は勇ましいものでしたが、どこか迫力がないように感じます。

一方、ヴィクターは父イワンの指導のもと練習に励んでいます。
昔、父がロッキーとの試合に敗れ、どん底の生活を強いられていることから、深い憎しみと勝利への執念を抱いています。

試合当日

試合当日、いよいよ選手の入場です。

チャンピオンのアドニスは、圧巻のパフォーマンスで観客を沸かせます。
一方、ヴィクターは敵地であることからヒール的な扱いです。
リング上で向かい合う両者に気迫のある凄みがあります。

お互い士気を高める中、試合開始のゴングが鳴ります。

出だしのアドニスは慎重で、テクニックで攻めています。
試合のペースはアドニスにあるように思えます。
ですがそれも長くは持たなかったのです。

ヴィクターの圧倒的なパワーとスピードに徐々に差が開き始めます。
試合中盤、為す術もない状況になり、ついには倒れてしまいます。
それでも負けたくないアドニスは立ち上がります。

それ以上に勝ちたいヴィクターは猛獣のように襲い掛かります。
結果、アドニスは立つ事ができず、敗れてしまうのです。

この試合で身も心もボロボロになってしまったアドニスは病院で治療をしていました。
最後のパンチは反則打でベルトの移動はなかった事から、メディアからはどちらが勝者なのかわからない、それでも王者かと攻められます。
このシーンは見ていて、とても心苦しかったです。

第一子の誕生

療養中アドニスに婚約者との間に第一子が生まれたことによって、物語が大きく動き始めます。
家庭を持つ事で変わっていく心境、もう一度自分を取り戻す為に戦うことを決意します。
そしてロッキーとの和解を経て最強コンビ復活です。
再戦の意識を公表し、試合に向けた準備が始まります。

再戦の準備

今までにも増してとてつもなく過酷な環境で行われる、ヴィクターを倒すためのトレーニングは壮絶そのものです。
精神を削りながらも鍛える姿はこれまでよりも迫力があります。
ロッキーが雪山にこもって練習したシーンと被ります。

再戦当日

迎えた再戦の日、会場はなんと敵地のロシアです。

完全アウェイな状況でも冷静なアドニス、練習を経て戦う理由と向き合った彼の表情は王者でありながら挑戦者でした。
かといってもし判定になったら負けてしまいます。よほどの覚悟と信念を感じます。

うって変わって今度はアドニスがヒール扱いの会場、それでもリングに向かう姿はとてもかっこよかったです。

試合開始のゴングが鳴り、再び拳を交える両者は気迫に溢れています。
ヴィクター有利と思われたが、練習の成果でしっかり対応していて互角にも見えます。
もはや気持ちのぶつかり合いの試合で、見ていて手に汗を握る展開です。
倒れても立ち上がり打ち続けるアドニスの勇姿はロッキーのファイトスタイルを思い出させます。

これには果敢に攻めるヴィクターもたまらずダウンします。
ふと関係者席に目をやると、昔自分たちを見捨てた母が呆れて立ち去る姿を見てしまいます。
そこから手数が減り、アドニスの猛攻でコーナーに追いやられます。
それを悟ったイワンはタオルを投げます。この時の表情は息子を想う父親そのものでした。

見事死闘の末、勝利を収めたアドニスはチャンピオンの座を守りました。
最後はアポロの墓前で家族とこれまでの経緯を報告するシーンがあります。
様々な心境の中、亡き父に語りかけるアドニスには感動しました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「クリード 炎の宿敵」は「ロッキー」ファンには、大変オススメです。

これから「クリード」を見ようと思っている場合だと、是非「ロッキー」を見ていただいた方が、楽しめますよ!
臨場感あふれるファイトシーンやトレーニングシーンは必見です。

このレビュー記事があなたのご参考になれば幸いです!