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【ネタバレ】映画「ボヘミアン・ラプソディ」〜3つの泣けるシーン〜

2018年後半、突如大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」

映画を観た友人が口をそろえて「よかった!」「泣いた!」と言うので、私も観に行ってきました。
朝一の上映に行ったせいか、お客さんの年齢層は50~60代とやや高めです。

映画に集中したかったので1人で観ましたが、終わってみれば、やはり色んなところで泣いてしまいました。
隣の70代くらいのおじいさまも、鼻をすすって泣いていたようです。

ボヘミアン・ラプソディはQueenのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの自伝的映画です。
私は30代なのでQueenの全盛期世代ではなく、「I was born to love you」「We will rock you」など、いわゆる「歌は知っている世代」です。

フレディ・マーキュリーは約27年前に亡くなっていますので、私は生きたフレディのことは全く知りません。それでも映画では思いきり感動したので不思議ですね。

個人的には、泣けるシーンが大きく3つありました。

それらのシーンは、Queenが世界的な成功を達成したことと引き換えに、フレディがどんどん孤独になっていく後半にどっと押し寄せてきます。

3つの泣けるシーンについてレビューをしていきたいと思いますので、ご参考になれば幸いです。

ネタバレありなので、ご注意して下さい!

泣けるシーン① フレディとメアリーの複雑な関係

フレディは、メアリーという女性とデビュー当初から交際・同棲し、指輪を上げてプロポーズするほど親密だったのですが、フレディが同性愛者になり、男性と浮気しはじめたことで破局します。

しかし、2人は別れてもソウルメイトのような関係で、フレディはメアリーの隣のマンションに住みました。
しかし、メアリーも1人の女性ですから、新たに付き合う男性が現れ、結婚し、妊娠します。
それらの報せを聞くたびに、フレディの孤独はどんどん深まります…。

同性愛者でありつつも、メアリーを求めるフレディの葛藤は涙を誘います。

泣けるシーン② 活動休止状態になってからのフレディのHIV発症

フレディは成功してからパーティー三昧と暴走し、勝手に巨額のソロ契約まで進めてしまったため、バンドメンバーと大きな亀裂ができて、Queenを事実上活動休止に追い込みます。

そんなとき、フレディは人知れずHIVを発症しました。
私が1番泣いたのは、この病院のシーンです。

HIV専門の病院と思わせるその病院は、「シーーン…」と静まりかえっていました。
変装したフレディと医師が2人きりでいます。
そして、フレディは「HIV陽性です」と告げられます。

フレディは、トボトボと廊下を歩き病院を出ようとします。
そこへ、待合で座っていた1人の女性患者が、「Queenのフレディだ」と気づきます。そしてフレディの定番の掛け声、「エオ…」と小さくフレディに言います。

振り向くと、その患者はすでにやせ衰え、全身に発疹の症状も出ていました。絶望に打ちひしがれているフレディは、声を絞り出すように「エオ」と答えます。

この力なき返事に、フレディの背負うものの大きさに涙が止まりませんでした。

泣けるシーン③ 「Live Aid」の21分間

フレディは最後改心し、Queenのみんなに謝罪、活動再開の話を持ちかけます。

また、AIDSもメンバーに告白しますが、
「同情はいらない。自分は生まれながらのショーマンだ!」と言い切ります。

そしてライブへの練習に臨みますが、1週間前になってもAIDSのため思うように声が出ません。

Live Aid当日、フレディは実家を訪れ、ずっと対立していた厳格な父と和解します。
フレディ家の家訓は「Good thoughts, good words, good deeds. (良い思考、良い言葉、良い行動)」です。

Live Aidは、チャリティーコンサートなので出演者は一銭ももらいません。
フレディは、ようやく父親に認めてもらえたのです。

Live Aidは1曲目「ボヘミアン・ラプソディ」から始まりますが、メンバーもフレディの力を出し切る様子にこれまでの軋轢なんか忘れて、どんどん盛り上がっていこうとします。
映像や音楽の最新技術もあり、ライブの迫力は圧巻で、まるで映画館がコンサート会場になったようでした。

ラストの「We are the Champions」はフレディからの最後のメッセージ、「みんなが1番なんだ!オレも、会場にいる人も、君もみんなそうなんだ!」と受け取った気がします。

ボヘミアン・ラプソディは、どんな人にオススメ?

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、「自分のことが嫌いな人」「コンプレックスがある人」「なんだか不平等感を持っている人」にオススメです。

フレディとは不思議な人で、「男女」「人種」「容姿」「ハンデ」「いい悪い」などの、あらゆる垣根や境界を取っ払って生きている人でした。
ただ純粋に、ひたむきに自分のやりたいことを表現して突き抜けた人です。

しかもそういった視線を、見る側の私たちにも向けてくれるんですよね。
まるで、フレディが私たちのすべてのことを優しい目線で包みこみ、励まし、許しを与えてくれるような映画でした。

見終えた後は、「もっと自分に正直になっていい」「今自分を縛っているものにとらわれず、純粋に好きなことをすればいい」といった勇気をもらえた気がしました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

映画「ボヘミアン・ラプソディ」のレビューを泣けるシーンといった観点でレビューしました。
ぜひ「ボヘミアン・ラプソディ」を見てみて下さいね!

私のレビュー記事があなたのご参考になれば幸いです。