留学

【体験談】イギリス(エジンバラ)留学先でのお付き合いにかかるお金の悩み

イギリス

30代前半でイギリスの大学に留学した時の悩みです。

4年間の留学で、奨学金のような形で、返済不要のお金がイギリスの政府機関から毎日振り込まれるという、非常にありがたい留学でした。

生活に困るということはなく、勉強にも集中できる環境なので、スタートから楽しい日々を過ごしていました。

しかしスタートしてから1年後、悩みを抱えるようになってしまいました。

 

領事館パーティーでの出会い

イギリスに渡って約半年後に、領事館主催のパーティーがありました。

日本とイギリスの交流名目で留学していたので、私にも招待状が届き出席しました。

パーティーはエジンバラに住む日本人の交流目的で、出席者は私のような留学生、企業の駐在員、イギリス在住者など多岐にわたっており、何人かの知り合いができ、交流が始まりました。

私の留学目的の一つに日本への技術移転があったので、企業の駐在員の方との交流が主になり、一緒にパブに行ったりして、移転する技術、資金調達などの会話をしていました。

日本の企業への勤務経験がない私にとっては、この会話も非常に勉強になりました。

 

生活レベルの違い

交流が続くうちに、強く実感することがありました。
それは企業駐在員の方との生活レベルの違いです。

勤務されている企業はどれも一部上場、ほとんどの日本人が知っている企業です。
それもあってか、かなりの額の給料をもらっていたのではないかと推察されます。

住んでいるフラット(日本のアパート、マンションに相当します)は、私が住んでいるフラットとは違い、広々とした部屋がいくつかあるフラットでしたし、中には一軒家を借りて住んでいる方もいました。

エジンバラでは日本の料理に使うような食材は高いので私はそれほど日本風の料理を作らず、現地の人々が作るような料理をしていましたが、駐在員の方のキッチンには日本のみりん、醤油などの調味料が並んでいました。

これらの調味料は、ロンドンなどでは比較的簡単に手に入りますが、エジンバラでは、数軒あるチャイニーズストアでしか売っておらず、しかもかなり割高でした。

それだけでしたら、「やはり一流企業の駐在員は給料が高いのだな」で済んだのですが、付き合いが深まるにつれ、この生活レベルの違いが悩みになっていきました。

 

スポンサーリンク

遊びにかけるお金が違う

イギリスでの遊びと言えばゴルフ、と思われるでしょう。

私も現地の友人に誘われ、ゴルフを始めていました。

公営のゴルフコースであれば、1ラウンドが日本円で1000円程度ですので、勉強、研究の息抜きと称して大学の友人と頻繁に行っていました。

そして、企業駐在員の方々からゴルフのお誘いが来るようになりました。
気軽に出かけた私ですが、彼らは公営のコースには行かず毎回プライベートコースでプレイしていました。

イギリスのゴルフコースは、誰でも利用料金を払えばプレーできる公営のコース(パブリックコース)と、会員制のプライベートコースがあります。

プライベートコースは会員になっていなくともプレーはできるのですが、利用料金が高くなります。

イギリスの名門ゴルフコースは、基本的にプライベートコースです。
料金は日本のコースと比べてかなり安いとは言え、それが毎週では私にとってはかなりキツくなります。

春から夏、秋にかけては月に何度もゴルフに誘われました。
そこで交わされる会話は大事な知識となる話が多かったので、なんとしてもという気持ちで行っていました。

しかし、企業の方と比べてかなり低い収入で生活していた私は、気分転換でゴルフをするという駐在員の方とは違い、必死でお金を捻出してゴルフに行くという遊びなのかなんなのかわからない状態になってしまいました・・・。

 

付き合いにも取捨選択が必要

このお金の悩みは、今となっては懐かしいだけの思い出になっていますが、当時は非常に大きな悩みでした。

会話から貴重な知識を得るという目的もありましたが、お金のない留学生として見られたくない、という見栄も多少あったと思います。

20代で留学する方と違い、日本で学位を取り、ある程度の立場になってイギリスに来ているという妙なプライドもあったと思います。

今考えると、そこは冷静に自分の今の生活を考えて、付き合えるところは付き合う、付き合わないところは付き合わないという選択が必要でした。

駐在員の方々は人間的にも良い方ばかりでしたので、きっとわかってくれたのではないかと今は思っています。

私の留学体験談がこれから留学されるあなたのご参考になれば幸いです!